ワシントンDC

by yasukawa

 

プロビデンスは、ボストンまで1時間、ニューヨークまで約3時間半と、二つの大都市に近いことが魅力です。夏休みに、もう少し足を延ばしてみようと思い、ワシントンDCに行ってきました。

 

初日は、マンハッタンに一泊し、次の日からワシントンDCに2泊してきました。初日、マンハッタンへ行く途中、コネチカット州New HavenにあるYale大学のキャンパスを散歩しました。プロビデンスのブラウン大学のように街のあちこちにキャンパスが広がっています。1701年に創立され米国では3番目に古い大学(ちなみにブラウン大学は1764年で7番目に古い大学です)だけあり、建物は大学ゴシック様式で荘厳な雰囲気があります。Yale大学には世界でも有数のメソポタミア文明の博物館があり、所蔵品の中には世界最古の文学の一つである「ギルガメッシュ叙事詩」の石版が含まれているようです。今回は、時間的に見ることができませんでしたが、いつかまた訪れたいと思いました。

ワシントンDCに行く途中、マンハッタンに一泊し、SOHOやチャイナタウンを散歩しました。マンハッタンはいつ来ても、独特な面白さがあり、私の大好きな街です。

 

夜は、チャイナタウンにあるJoe's Shanghaiというお店で、小籠包を食べました(右 Chinatown Pell Street)。ここの小籠包は、本当に美味しく、私はマンハッタンに来るときはよくここに来ます。私たちが食べていると、隣のテーブルにはなんと映画監督のWoody Allenが座っていました。

プロビデンスからワシントンDCまでは、Google Mapで調べると約7時間半とありますが、局所的な渋滞や休憩時間を合わせると、約9時間以上はかかりました。

 

ワシントンDCでは、National Mall(下の図)にあるLincoln Memorial、Capitol(国会議事堂)、スミソニアン博物館群のうちAir and Space Museum、National Gallery of Art、Museum of Natural History、隣のバージニア州にあるアーリントン墓地(ここにJohn F. Kennedyのお墓もあります)、等を観光してきました。ワシントンDCは数回訪れたことがありますが、何度来ても見応えがあります。


特に、航空宇宙博物館には、ライト兄弟が初飛行に使用したWright Flyer号(下写真)やリンドバーグが大西洋単独無着陸飛行で乗ったSpirit of St. Louis号、さらには月の石などが置いてあり、見ていて感慨深いものがあります。第二次世界大戦時の戦闘機も展示されており、この中に日本軍の零戦(下写真)もあります。

 

片道約8−9時間は確かに長いですが、ドライバーが二人いて、途中で休憩をとりながらいけば、体力的にもそれほどきつくはないように感じました。時間的に余裕があれば、ニューヨークやフィラデルフィアに寄るのも楽しいですね。