運転免許証 新しく取得する場合

ロードアイランド州で新しく自動車免許を取得する場合について書きたいと思います。


他の州の自動車免許がない場合、まずロードアイランド州のDivision of Motor Vehiclesで、コンピューター試験を受け、Instruction Permit(18歳以上)を得る必要があります。この際に提出しなければならない書類は以下の通りです。


1)LI-1 application form: DMVのウェブサイトでダウンロードできます。

2) proof of identity document - 日本人の場合、パスポート

3) ソーシャル・セキュリティー・カード (実物)

4) Proof of Residency (居住者証明): 電気、ガス会社、ケーブルテレビ、銀行、保険会社等からのロードアイランド州の住所が明記されている請求書や給与明細(Payroll Stub)。引越してきて間もないとこのこれらの書類が手元にないことがあり、新しい住所が書かれた書類をとりあえずできるだけ持って行くのがいいかもしれません。私はこれに加え、アパートの契約書を持って行きました。


コンピューター試験はCranstonにあるDMV 本部に受けにいきます。州によっては、日本語での受験が可能ですが、ロードアイランド州では、英語での受験となります。問題はそれほど難しくはないと思いますが、米国での運転歴がない場合は、やはりDriver's Manualに目を通してから受験した方が良いでしょう。インターネットに、模擬クイズが受けられるサイトもあり参考になるかもしれません。


Instruction Permitを取得したら、運転歴5年以上の人が助手席に同乗していれば、一般道路を運転できるようになります。ロードアイランド州では、コンピューター試験を受けたすぐ後に、Road Test(実技試験)を受けることはできないらしく、4週間は待たなければならないようです。


さて、Road Testですが、ロードアイランド州では、Providence、Middletown、Wakefieldの3カ所で受験することができます。Road testの予約は、筆記試験合格時にできますが、後で試験会場に電話して予約することもできます。


試験前に持参する書類は、以下の通りです。


1) LI-1 application 

2) Instruction Permit

3) 車は自分の車、もしくは誰かの車が必要になりますが、そのときに車のRhode Island registrationを提示しなければなりません。

4) 車の保険証書

5) 指導していた運転者の免許 (つまり、試験時は誰かに付いてきてもらう必要があります)


試験の内容は、教官によっても少し異なる可能性がありますが、右左折、路上脇への駐車、車線変更、バック、パラレルパーキングなどの基本的な運転技術が試験されます。日本で運転していた場合は、4-wayや赤信号での右折(No turn on redという標識がない場合)などに慣れていないことがあるので、ルールを確認しておくと良いでしょう。また、出発前に、ウィンカー、ハザードランプ、ワイパー、窓の開閉などをさせられます。英語の環境で緊張しすぎてサイドブレーキをかけたまま、アクセルを踏んでしまった、などの失敗も聞いたことがあるので、あまり緊張しすぎないことが大切です。


他の州からの免許をTransferする場合

ロードアイランド州に引越してきてから、30日以内にロードアイランド州の自動車免許に切り替える必要があります。提出する書類は以下のとおりです。


1) LI-1 form

2) 他の州の有効な自動車免許証

3)  Proof of Residency (居住者証明)

4) ソーシャル・セキュリティー・カード